ロシア日記 4, 5日目

シベリア鉄道 3, 4 日目の道のりである。ウラジオストク駅からは 5195 km 地点。

まさかの三日坊主。いや、これには深い事情がありまして。レストラン車の利用にも慣れ優雅にシベリアの広大な風景を眺めながらブログを書こうと思っていたら、モノ好きなロシアの若き軍人たちに「おい!どこから来たんだ!とりあえず飲もう!」と声をかけられ、本場のビールの飲み方を教え込まれ、すっかり意気投合した挙げ句に酔っぱらい、目覚めは二日酔いと列車特有の揺れからくる気持ち悪さのためトイレで2回吐き、翌日また鉢合わせてまたビールを飲み、なんてことをやっていたわけです。これはもう仕方ないですね。

言い訳はこのへんにして、2日間の旅をダイジェストでお送りします。

まず、チタ駅でカップとフォークを入手。

日本出発時に買っておいた味噌汁の素を早速使用。

ちなみにインターネット状況はウラジオストクを離れてからずっとこんな感じで、理由は明快であり窓の外には森と林と木しかないからです。

事前調査によりお願いすればシャワー室が使えるかも、みたいな話があったので乗務員に聞いてみたのですが、この車両には一等車がついていないらしくそもそも無いとのことでした。確かに乗務員さんも使っている様子がない。(ちょっとかわいそう)

銅像はてっきりレーニンのものだらけなのかなと思いこんでいたのですが、意外とバリエーションがある模様。このクマは何かこの土地に縁があるのかな?

さて、これだけロシアに滞在(?)していると、なんとなくキリル文字も読めるようになってきます。 日本育ちだとアルファベットの発音を英語式で覚えている人が多いと思いますが、ロシア語ではアルファベットのつもりで読むと意表を突かれます。

Новосибирск は、そのまま読もうとすると「ホボ……何?」となってしまいますが、 Н -> N, в -> V, с -> S, и -> I, б -> B, р -> R に置き換えると、 Novosibirsk となるので、「ノヴォシビルスク」と読めるようになります。

P が R になったり、一見 N っぽいのに и が I だったりと初見では困惑すること間違いないでしょうが、読めてしまえばそこまで怖くありません。

有名なソビエト連邦の略称である CCCP も、 Soviet なのに C がどっから出てきたんだよというのもこれで納得が行くはずです。(最後の P は Republic / Республик です)

とはいえ、発音ができたところでロシア語の語彙力がないため意味は分からずじまいなのですが……。

コミュニケーション自体は Google 翻訳のアプリ(インターネットが繋がらないので、事前にオフライン辞書をダウンロード)を活用することで割と問題なく行えていますが、注意点としては「日本語←→ロシア語」モードには注意しましょう。内部的には一度英語への翻訳を通しているようで、翻訳精度が高くありません。日本語から英語に一旦翻訳して、意味の欠落などがなさそうであればロシア語にしても問題ありませんが、そうでない場合は日本語ではなく英語に翻訳してもらった方が正確です。 後はとっさの場面で使いたいような言葉は翻訳しなくても済むように挨拶や感謝の言葉などは事前に覚えておくとよいでしょう。発音が拙くても意外と表情と素振りでなんとかなったりします。